概要
このデータセットは、NASA/NOAAのVIIRS(Visible Infrared Imaging Radiometer Suite)夜間光データをもとに、Colorado School of MinesのEarth Observation Group(EOG)が公開するAnnual VNL V2.1およびV2.2データ(2012~2024 年)を使用して作成しており、2012年から2021年はVNL V2.1、2022年から2024年はVNL V2.2を使用しています。
また、本データでは、各年の平均光量を示すデータのみを使用しています。最大値や最小値は含んでおりません。
オリジナルデータはグローバルスケールで提供されていますが、本データセットでは日本領域のみを抽出しており、大幅に軽量化しつつ研究等で利用しやすい範囲に絞っています。
データ
以下のリンクからGoogle Driveに飛んで、データをダウンロードできます。
Google Drive:nighttime_lights_jp
加工・処理の内容
EOG公開の年次データ(Annual VNL V2.1, V2.2)を基に、日本全域をカバーする範囲(日本の外接矩形±1度)で切り出しています。
データの仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| データ形式 | GeoTIFF(拡張子 .tif.gz、gzip圧縮形式) |
| ファイル内容 | 年次平均放射輝度 |
| データ期間 | 2012年~2024年 |
| 単位 | nW/cm²/sr(放射輝度) |
| 座標参照系 | WGS84(EPSG:4326) |
| 解像度 | 約500m(15 arc-second) |
| データ範囲 | 日本全域(外接矩形+1度) |
| ファイルサイズ | 約15MB(1ファイルあたり) |
ライセンス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出典 | Earth Observation Group (EOG), Payne Institute for Public Policy, Colorado School of Mines |
| 原データ | VIIRS Nighttime Lights Annual VNL V2.1, V2.2 (2012–2024) |
| ライセンス | Creative Commons Attribution 4.0 International (CC BY 4.0) |
| 加工・公開 | 阿部 洋輔(Yosuke Abe) |
参考
以下のページでRでGeoTIFFデータを扱う方法を紹介しています。